環境に多大な影響を与える畜産の排泄物について見ていきましょう。
近年になってから頻繁に問題化されていて、環境問題への関心も深まっています。
原因は実際どういった排せつ物の処理が行われているかを確認すればわかります。
「素堀り」とは液体の排せつ物をただ穴を掘って貯めることです。
「野積み」とは固形の排せつ物を山積みにして外へ放置することです。
地下水汚染や、臭気による被害はこういった不適切な処理方法により起こっています。
いまや、環境問題のひとつとして取りざたされている家畜の排せつ物ですが、改善案も検討されています。
排せつ物を原料に有機肥料として再利用するバイオマスなどがその例でしょう。
リサイクル利用法を確立し、畜産環境問題の早期解決が望まれます。
「家畜排せつ物法」はこういった背景のもと、農林水産大臣によって法により制度化されました。
「家畜排せつ物法」では排せつ物管理施設の具体的な基準を指定しています。
コンクリートなど防臭効果のある資材で作った施設へ貯蔵し、排せつ物の悪臭漏れを極力防ぐこと。
発生する排せつ物の量と管理していける量を考えた施設を作ること。
施設の維持に努力し、修繕を怠らないこと。
以上のようなことが指示されていて、基準を満たすことを条件に融資や税制優遇のメリットも提示されています。
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