家畜特有の伝染病

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家畜,伝染病

家畜の伝染病について見ていきましょう。

近年発生した中で一番大きなものと言えば、BSEでしょう。
平成13年に発生したこのBSEは牛肉に関わるすべての人達に多大な影響を与えました。
BSEは牛脳の海面がスポンジ状になり空洞になることで、別名狂牛病と言います。
運動能力の低下、痙攣やひどい時は一切立てなくなる症状が出ます。
特定危険部位とされた頬肉や脊髄、頭部を摂取しないことで予防します。
この部位は現在輸入禁止措置がとられていて、食べることも禁止されています。
BSE発生数はこういった対策の強化からか年々減少傾向にあります。

高病原性鳥インフルエンザは平成16年に発生しました。
インフルエンザウィルスが鳥に感染し、鳥に感染症が発生するものを鳥インフルエンザと呼びます。
野生のアヒルやカモを宿主とし、鳥の糞から伝染するようです。
これが、日本でもよく食される七面鳥やうずら、そしてニワトリに感染すると、病原性がさらに上がり、これを高病原性鳥インフルエンザと呼びます。
現段階では人への感染確率は低いとされていますが、将来的な安全までは保証されていません。
海外を中心とした厳しい検疫や発生情報の収集、生産農家に対する衛生管理の指導などが対策としてとられています。
発生後の蔓延対策はまだ十分とは言えないので、今後の課題となってくるでしょう。

その他にも有名なものとしてヨーネ病があり、これは毎年定期的に発生しています。
ヨーネ菌が原因の腸炎で、慢性的な下痢に加え発生から1年以内の死亡が確認されています。
ヤギやヒツジ、牛へ感染することが多く、感染してしまった動物は残念ながら処置することになります。

他にも家畜伝染病の種類はたくさんあり、衛生管理の徹底や蔓延防止対策は今後も必要になるでしょう。